はい、こんにちはスパークリングです。

今回は以前から作ると決めていた新規タイトル『転生したらスライムだった件』の収録カードについての感想と考察をしていこうと思います。
以前に少しだけトライアルデッキに収録されるカードが公開されて以来久々の情報ですが、レアリティR以上のカードがドバっと今日は公開されましたね。しかもどれも強いカードばかり! 充分採用レベルのカードがこれでもかと公開されました。これはテンションが上がる!

カードの効果やイラストに関しては公式サイトや他の方のブログでたくさん紹介されていますのでここでは簡単な説明と考察だけにして、転スラというタイトルがどんなタイトルになるのかを考えてみようかなぁと思います。と言っても私は他のタイトルのことはあんまりわからないので、凄くざっくりしたものになりそうですが。
さて、前置きはここまでにして考察の方を行ってみましょう。

・転スラは何が強みのタイトルになる?
現状公開されたカードから、転スラはとにかくLV0のシステムキャラクターが強いタイトルになりそうです。
オカ研にバウンスエフェクトが搭載された『戦いの後 リムル』に、退場4ルック2500打点『魔物たちのあるじ リムル』、登場時に相手キャラにデバフを付与する控えアド集中『一族の姫 シュナ』、ルーター効果を併せ持つ収録中互換『リムル=テンペスト』、相殺を持つ光景キャラ『中身は子供? ミリム』と、見えているだけでこれだけの強力なシステムキャラクターが揃っています。

お気づきかもしれませんが、恐ろしいことにすべて1枚で2枚分の働きをするカードばかりですね。パワー査定が低い分効果の方に重きを置いていることがわかります。

特にヤバいのがオカ研リムルです。
オカ研というカードは非常に難しいカードで、序盤は絶大な力を発揮するものの後半に迫るにつれて一気に弱くなるカードです。
がっつり序盤にアドを稼ぎたい人はガン積みにするでしょうし、あくまで潤滑剤のカードとして見る人は1枚か2枚程度、その時その時に使いたいカードを引っ張ってきたい人は2枚か3枚と、人によって採用する枚数が変動するカードの代表格です。
しかしながらこのカードは登場時にLV0のキャラをバウンスする効果があります。
LV0ロードキャラを戻してパワーダウンさせたり、終盤の火力調整で前列のLV0キャラを退場させたり、キャラ枚数を参照するカードに干渉したりと後半でも腐りにくい素敵な1枚に仕上がっています。このバウンステキストがストックを使わないというところも素晴らしいですね。
転スラはオカ研が少なくとも3枚入るタイトルになりそうです。

ここまで強いシステムキャラが揃っていると優秀なアタッカーが欲しくなりますね。霞互換や移動キャラなんかが来ると凄いことになりそうです。集中シュナと一緒に設置できる後列キャラが来ても嬉しいです。

・転スラというタイトルの弱みは何?
個人的に物凄くストックを使うタイトルだなと思いました。それが顕著なのはLV3のカードです。

切り札になりうる『継ぐ者 リムル』は相手を見ないバーンを飛ばすという点では優秀ですが、登場2コスト、効果起動2コスト、記憶1コストと1人で5つもストックを消費します。
未公開の『受け継いだ想い リムル』がどのようなカードになるのかは不明(おそらくDetonationのディアーチェみたいなカードだと予想)かつ、記憶効果で踏み倒しができるため1ストック分の得はしますが、それでも重たいコストを要求してくることには変わりありません。

クライマックスを回収する『静かなる怒り ソウエイ』も書いてあることが確かに強力なのですが、早出しできないうえに、自分が出て効果を使うだけで3コストとかなり重たいです。最初見たときにこれ本当に作って大丈夫なカードなのかと思いましたが、冷静に考えて絶妙に使いにくいカードだと思いました。

トライアルデッキのフィニッシャーである『迸る炎 シズ』は言わずもがな。全部で5コストと手札を2枚使って(実質1枚とはいえ)やることは5点という高すぎる火力を一発飛ばすだけと、言いたくありませんがお強いカードではありません。

まだ最初とはいえ、ここまでストックを要求するカードが多いと身構えてしまうもので、いかにうまくストックを貯めながらゲームをコントロールできるリストを作れるかが課題となりそうです。
ただ書いてあることは本当に強いカードが多いため、今後の情報に期待するとしましょう。

・どんなリストが結果を残す?
現状で誰もが考える転スラのデッキは青黄のリムシズデッキでしょう。というかそれしか思いつかないですね。

LV0の優秀なキャラを使って手札を整え、ミリマス響型テキストを持つ『“爆炎の支配者”シズ』で手札を整えつつデッキを圧縮、LV3で『継ぐ者 リムル』を複数枚出してグッドゲーム。対応CXも風トリガーと門トリガーで言うことなし。普通に強いデッキになりそうです。

弱みの項で述べた通りストックをバカ食いするデッキになりそうですので、ストックを使わずにLV3までどのようにしのぐかが要となりそうです。デッキ的に早出しキャラはよほどのカードでない限りは採用せずにガッツンダーや特殊相殺でLV2はやり過ごしそうです。

風トリガーを採用するため電源を使うタイトルには強気に出られそうですが、耐久型グッドスタッフのように仕上がるタイトルには弱そうな印象です。ただデッキを掘り進める速度が速く、思い出にカードを送ることも得意としているため、ある程度の持久戦には持っていけるかもしれません。

・まとめ
まだ16枚しか公開されていないタイトルを考察してみましたが、いかがでしたでしょうか? はえーよ、まだなんとも言えねーよと思う方が多いと思います。だって自分でも思いますもん。
まぁ、好きな作品が強いタイトルとして参戦してきそうだと感じてテンションが上がってしまったオタクの性と感じてそこそこに流していただけると幸いです。

まだまだ情報は出続けますので、次は土曜日に纏めて考察していきたいなぁと思います。多分自分の言っていることが二転三転して滑稽な記事になるでしょうね。

というわけで今回はここまで! それでは、また。