はい、こんにちは。4ルックしたときはCXが捲れるのに、集中だと捲れたいクソザコプレイヤー、スパークリングです。

今回も全体に引き続き、先行公開された新規ブースター『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のカードたちについて紹介、解説をしていきたいと思います。
それでは早速行きましょう。


7688ff9c-s

RR7枚目。早出し回復LV3カナデ。
多面には向きませんが、早出し条件の難易度は低く基本的に腐らない優秀な早出し要因です。

瞬間打点が11000になることがポイント高いです。
転スラの早出しシズを素で突破できますし、基本パワーラインが10500、一面12000のデアラに対してもセンイチで乗り越えることができます。

防振りには早出し回復兼壁の『身捧ぐ慈愛 メイプル』という強力な競合相手がいますが、汎用性はこちらの方が上ですので青が絡む様々なデッキで活躍が期待できます。
出たターン中のみのバンプアップのため使い捨てのキャラとして運用を考えます。よって、投げる場合はなんとしてでも相手のキャラを倒しましょう。倒せないならば早出しは見送ります。ただのアド損です。

19f25b34-s

回復と指定電源のテキストで舞台に出た時に再スタンドするLV3ミィ。

けもフレなどに互換カードが存在しますが、こちらは回復テキストがありますので手札から素出しても最低限の仕事ができて優秀です。

しかしながら起きるのに必要なコストがハンド3枚と重く、実用的かどうかと問われると首を縦に振れません。電源デッキはストックが貯まりやすいので、ハンド3枚じゃなくてストック3枚にしてくれた方が嬉しかったかなと思ってしまうカードでした。

起き上がるテキスト自体は強力です。ハンドがあれば3パンが4パンに化けますからね。
防振りは8電源が組めますので2枚程度採用し、メインでこのテキストを使うのではなくファイナルターンでアタック中に電源が捲れた場合の奇襲要因として使うのが基本だと思います。

1ff80ac1-s

自分のキャラ全てにキャンセル時に1バーンテキストを付与する詰めイベント。

フィニッシャーになるイベントの中ではストック3枚と軽く、全体に効果を及ぼすので使いやすい部類に入りますのでスロットに余裕があるのなら採用されるのかもしれませんが、結局のところダメージ総量は増えておらず、本当にあと1点2点ダメージを与えれば勝ちくらいの場面でしか効果を発揮しにくいので、そこまでしてLV3まで手札に抱えるカードではないと思います。

6dde003f-s

RR8枚目。実質10000のミザリーです。

テキストとしてはオバロのコキュートス、FGOのギルガメッシュの互換カードでありTDクラスなのですが、色が電源と同じ赤色であり、ガウルバンプのあちらに対しこちらは10000をキープするので安定性が違います。

強力ではありますが打点が10000で固定ですので、このままでは普通にデアラの十香に踏まれてしまう弱点があります。優秀な後列を求めるばかりです。
デアラを意識しないならめちゃんこ強い電源アタッカーですね。相手が光景持ちでないならキャンセル祭りからのパンチパンチパンチでサヨナラ勝ちを狙えます。

06c3a59c-s

RR9枚目。電源対応LV1メイプル。
CXコンボで手札の同名カードを捨てつつ対応電源を控え室に送ると、自分のキャラ1枚をスタンドさせ、控え室のキャラ1枚を回収します。強いテキストが奇跡の調和を経て生まれたバケモノです。

まずこのテキスト自体が多面向きでないため採用枚数を考えるのですが、コストとして同名カードを送らないといけないので迷わずガン積みすることができます。さらにタイミングがCXが張られた時なので、山札が3枚以下の時でも使用したCXを控え室に送れるためリフレッシュ後の山札が強くなります。

手札入れ替えテキストで助太刀や次のターンで使うカードを回収して手札を整えつつ、電源で出したキャラを起き上がらせるので、前列にキャラが2枚しか出さなくてもしっかり3パンできて非常にエコロジー。

驚きなのがこれだけのことをやっておいてノーコストなんですよね。かなり強い電源対応キャラだと思います。

004e0a2a-s

RR10枚目。門連動LV1サリー。
CXが置かれるとパワーが8000まで急上昇し、シナジーが2落下です。

鬼強カードですね。2落下の強さは転スラやグリザイアで証明済。
序盤の弱い山を削りつつ手札を整える素敵なテキストです。採用するだけでLV1でのリフレッシュできる可能性がグンと上がります。

そして何よりヤバいのが瞬間打点が8000まで行くこと。ガウルパンプや何やらで比較的高打点のLV1キャラを突っ立てるようなタイトルに対しての死刑宣告に等しく、電源を使わないデッキの大半のキャラを蹴散らします。これと同じテキストの扉対応がFateにも来るとは……インフレが進んでいますね。

596c6985-s

鬼強フィレスミィ。

パワー1000以下のキャラの人権を奪い、2000以下とは相討ちを取れるヤバいキャラです。
防振りと当たった時は重要なパワー1000以下のキャラは前列に出さないようにしましょう。もしくはすぐに霞で後ろに下げましょう。

f9e55bc5-s

転スラのエレン集中と同じテキストの集中。

イベントやCXを引き込めますが、いかんせん安定性が皆無で使いづらかったゆえに全く流行らなかった集中ですね。RRでサリーの山集中が見えてしまっているため、使われることはなさそうです。
残念ながハズレア枠です。

b3ddc989-s

リバース時にコストを払うと思い出に飛ぶメイプル。

大抵この手のカードは相手は踏んでくれることがないのでチャンプアタックが前提になり、テンポが悪くなりがちなのであまり好きではありません。

コストもCXが切れないのでやや使いづらく手札も増えない、そして選択できる範囲が狭いと魅力的なポイントがないです。これもおそらくハズレア枠でしょう。
一瞬「おっ」ってなるけど冷静になると凄く弱いことに気づくカードでした。

9566db85-s

抜刀とクロック相殺のハイブリッド。
実はこのテキストの組み合わせは既存のものです。ビビストのアインハルトと同じですね。

パワーが500ですので厄介な思い出に飛ぶキャラとも積極的に相討ちを仕掛けられて素敵ですが、上のテキストが単体では完全に運次第なため安定性皆無なのが残念。
他に優秀なLV0のキャラが出てきてしまうとすぐにお役御免されそうなLV0アタッカーです。

2a9b7f95-s

登場時2落下で最大パワー5500のデメリットアタッカー。

山を削りつつ高打点が作れるキャラですが、最近のヴァイスのLV0に求められているのは瞬間打点ではなく、突き詰めたサポートキャラやほぼ確実に帰ってくるアタッカーですので採用されることはほぼないといえる残念なカードです。

以上、新たに公開された11枚のカードたちの紹介でした。
なんというか、LV1からLV3までのキャラはほぼ言うことなしに強いのですが、如何せんLV0のキャラが弱いなっていう感想です。
集中・オカ研・フィレス・収録中などのサポートカードは充分強力なのですが、アタッカーでまともに使えそうなキャラが出てないです。移動か霞が欲しいなぁって思いますね。
特に霞はフィレスと相性が最高です。フィレスでパワーを下げつつ霞を引っ張ってきて倒すという動きが綺麗で素敵です。

あとは……インフレが進んでいるなぁって感じますね。
雑に強い光景や3ルックCXサーチ、5ルック宝連動も大概でしたが、今回公開された2枚のLV1連動がえげつないです。というかRRでLV1連動が3種類、しかも全部実用的なカードが収録されたブースターって珍しくないですか?
文句の付けようのないRRのカードたちですが、まだあと2枚も残っているんですよね。恐ろしいことに。一体防振りはどこを目指しているのでしょうか。

はい、というわけで今回はここまで。
それでは失礼します。